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放物線 \( y = x^2 + 4x - 1 \) に対して、次の各対称移動後の放物線の式を求めよ。
(1)\( x \) 軸に関して対称
(2)\( y \) 軸に関して対称
(3)原点に関して対称
対称移動は「対称軸(または対称点)を挟んで各点を裏返す」操作です。
下の図で、元の放物線(灰色)と3種の対称移動後の放物線(黒)の頂点の移動先を確認してください。

\( x \) 軸に関して対称とは、\( x \) 軸を挟んで上下に裏返す操作です。グラフ上の点 \( (a, b) \) が \( (a, -b) \) に移ります。
式の操作: \( y \) を \( -y \) に換える。
\( y \) 軸に関して対称とは、\( y \) 軸を挟んで左右に裏返す操作です。グラフ上の点 \( (a, b) \) が \( (-a, b) \) に移ります。
式の操作: \( x \) を \( -x \) に換える。
原点に関して対称とは、原点を中心に180°回転させる操作です。点 \( (a, b) \) が \( (-a, -b) \) に移ります。
式の操作: \( x \) を \( -x \)、\( y \) を \( -y \) に換える(両方反転)。
\( y = x^2 + 4x - 1 \) を平方完成すると
頂点は \( (-2, -5) \)。
\( y \) を \( -y \) に換えます。
頂点が \( (-2, -5) \) から \( (-2, 5) \) に移動(y座標の符号が反転)。放物線は上に凸になります。
\( x \) を \( -x \) に換えます。
頂点が \( (-2, -5) \) から \( (2, -5) \) に移動(x座標の符号が反転)。
\( x \) を \( -x \)、\( y \) を \( -y \) に換えます。
頂点が \( (-2, -5) \) から \( (2, 5) \) に移動(x・y両座標の符号が反転)。
| 対称移動 | 操作 | 頂点 \( (p, q) \) の移動先 |
|---|---|---|
| \( x \) 軸対称 | \( y \to -y \) | \( (p, -q) \) |
| \( y \) 軸対称 | \( x \to -x \) | \( (-p, q) \) |
| 原点対称 | \( x \to -x,\ y \to -y \) | \( (-p, -q) \) |
確認の方法: 対称移動後の頂点が正しい位置にあるかをチェックすれば、式の計算ミスを早期に発見できます。
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