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次の連立不等式を解け。
連立不等式は、各不等式を別々に解いて、最後に共通部分を取るという手順で解きます。
それぞれの二次不等式の解は前記事と同じ方法で求めます。
不等式①:\( x^2 - x - 6 < 0 \)
\( x^2 - x - 6 = 0 \) の根(解)は \( x = -2,\ 3 \)。\( a = 1 > 0 \) なので \( f < 0 \) の解は根の内側。
不等式②:\( x^2 - 5x + 4 < 0 \)
\( x^2 - 5x + 4 = 0 \) の根(解)は \( x = 1,\ 4 \)。\( a = 1 > 0 \) なので \( f < 0 \) の解は根の内側。
2つの解を数直線上で確認します。

①の解 \( -2 < x < 3 \) と②の解 \( 1 < x < 4 \) の共通部分を取ります。
連立不等式の解:
「不等式①かつ②を同時に満たす \( x \)」とは、①の解集合と②の解集合の両方に属する \( x \) のことです。数直線上では「2つの区間が重なっている部分」がそれにあたります。
数直線を使う利点は、「どの部分が重なっているか」を視覚的に確認できることです。端点に注意しながら(開区間・閉区間の区別)、重なりを正確に読み取ります。
この問題では、①の右端が \( x = 3 \)(除く)、②の左端が \( x = 1 \)(除く)なので、共通部分は \( 1 < x < 3 \) です。両端とも除かれます。
連立二次不等式の解法:
この問題を含む4問(基本・判別式・a<0・連立)の解説PDFを無料で配布しています。各問の方針と解の構造を図と照らしながら確認できます。