放物線 \( y = x^2 \) と直線 \( y = x + k \)(\( k \) は定数)の共有点の個数を、\( k \) の値によって場合分けせよ。
放物線と直線の交点の \( x \) 座標は、2つの式を連立した方程式の解です。
この2次方程式 \( x^2 - x - k = 0 \) の実数解の個数が、そのまま共有点の個数になります。
判別式 \( D = (-1)^2 - 4 \cdot 1 \cdot (-k) = 1 + 4k \) の符号によって:
| \( D \) の符号 | 実数解の個数 | 共有点の個数 |
|---|---|---|
| \( D > 0 \) | 2つ | 2点 |
| \( D = 0 \) | 1つ(重解) | 1点(接する) |
| \( D < 0 \) | 実数解なし | 0点 |
下の図でそれぞれの場合を確認してください。

判別式 \( D = 1 + 4k \) の符号を \( k \) で表します。
したがって:
接するとき(D = 0)の接点の座標:
\( k = -\dfrac{1}{4} \) のとき、\( x^2 - x + \dfrac{1}{4} = 0 \) を解くと \( \left(x - \dfrac{1}{2}\right)^2 = 0 \) なので \( x = \dfrac{1}{2} \)、\( y = \dfrac{1}{4} \)。接点は \( \left(\dfrac{1}{2},\ \dfrac{1}{4}\right) \)。
共有点の個数を求める手順:
| 条件 | 共有点の個数 |
|---|---|
| \( k > -\dfrac{1}{4} \)(\( D > 0 \)) | 2個 |
| \( k = -\dfrac{1}{4} \)(\( D = 0 \)) | 1個(接する) |
| \( k < -\dfrac{1}{4} \)(\( D < 0 \)) | 0個 |
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